| 過去に訓練中死亡した隊員は最近では氷河で3名ほどいるのだそう。悪天候でも救助を行うことを想定し、悪天候下でも訓練をする必要があるので、命を落としてしまったんですって。ただし、実際の救助活動中に命を落とした人はいないのだとか。これは隊員達が自分の命を最優先するように言い渡されているからだそうで … そうだよね、助ける本人がちゃんと生きてなきゃ、ダメだもんね。 また、85年以来、アイスランドでは、新たに船員になった人はICE-SAR所有の船で5日間の訓練を受けることが義務づけられたのだそう。おかげで、それまでは年間15-20名ほど船員の海難事故死者が出ていたのが、以後年間2-3名に減ったのだそうです。 ゼロにはならないけど、それでも十分効果的ですよね。また、1928年から約2000人の漁師の命も救ったのだとか。知り合いに海でお父さんを亡くしている人がいるので、やはり海の事故はアイスランド人にとって身近の脅威なのだろうなぁ。 ところで、アイスランド各地(主に人気のない海岸沿い。山間部の場合は特に標高の高いところなど)には地元のICE-SARが建設したレスキュー小屋があります。施錠もされておらず、内部には無線等緊急時に必要な物が揃っているので、レスキュー小屋のおかげで避難でき、助かった漁師さんもたくさんいるとのこと。 一般人も誰でも宿泊・利用することは出来るけど、レスキュー小屋利用を前提に泊まり歩くのは当然好ましくないそうです。って、緊急時用にボランティアの手で備品が揃えられてるんだもの、当たり前よね。 以前、と言うより未だに、日本語のサイトで「旅行者も泊まれる」とだけ簡単に説明してあった所があって、びっくりしたのよね。あの書き方だと誤解受けるだろうなぁ、と … 。ちょうど該当するレスキュー小屋を建設したおじさんと話をする機会が当時あったから、このサイトの話を教えてあげたら、おじさんも「誰でも利用は出来るけど、そんな前提はちょっと … 」と困ってたもの。 こういう所はアイスランドらしいとも言えるんだけど、小さな国のせいか、今まで経験していなかったことに対して、予想が出来ないのね。今まで自国民だけで、お互いに分かり合える中でやってきたから、しょうがないのかもしれないけど … 。 彼らにとっては、「誰でも利用できる」とあっても、善意の利用が当然で、旅行を前提に利用しようとする人がいるかもしれないなんて、想像してないのよね。おかげで過去にそう言った事例があって、困ったことはあったようだけど … 。(もちろん、その時は出向いて、やめてもらったそうな。) と言うことで、せめてここをご覧の方は旅行を前提の利用はしないでくださいね〜。ちなみに緊急時等に小屋を利用し、備品(食料等)を使用した場合、補充の必要があるので、地元のICE-SARに連絡が欲しいそうです。 |